大山みや 28歳
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2023/06/16 12:20【長編】おとなの初体験記?
そこは、おっさんしかいない空間。
(この回では何度も”おっさん”と出てきますが
敬意と愛情を込めた表現として綴っています)
あと、たまに子供。
学生の時から
私はその空間にずっと興味津々でした。
しかし
けして気軽にフラっとは跨げない
高き敷居が。
近くを通るたび横目でチラッと様子を伺っては
焦がれるだけ、…そんなお店の話です。
(久しぶりの長編です!
?????と5本立てにてお届けする予定なので、
ここから続きをスクロールされる方は
全てに付き合うつもり(笑)で、
やすみやすみ読み進めましょう☆←)
あっちょっとナレーション入っちゃったので
本題に戻りますね。←
そんなお店、とは言っても、
そこは今や国民ほとんどが認知する
クリーンでホワイトでピュア(?)な場所です。全国にいくつもあり、
店構えは基本ガラス張りでコンビニのように
店内の雰囲気がよく分かる安心感。
看板の文字も大きく
コンセプトも提供するものも
もちろん価格帯まで
ハッキリキッパリしている。
店内をのぞけば、
そのわかりやすさに集まるニーズも
ハッキリキッパリしている。
ただ私に対してはというと
同じくハッキリキッパリ…
『あなたの来るところじゃないわ』、と、
一見さんお断りの京都とかの
ハイクラスなママかオシャレ意識の高さエベレストを誇る
カフェくらいの態度を示してくるんです。
…いや、すみません
どこも私の思い過ごしですきっと。
(そのお店もママもオシャレ界隈の皆さんすみません)
いいよ、例えば、
一見さんお断りの…(以下略)は経験はしてみたいと思うけど急ぎではないし
オシャレすぎる…(以下略)は、
逆自意識(←ダサくて芋くてごめんなさいのいう戒めのキモチ)が捗ってオドオドし落ち着かないから足が向かない。
でも、そのお店の本来のコンセプトは
大体の”人”なら誰でも行っていい場所だし
おそらくそれにつけては
大体の”人”のニーズを叶える
その業界で最もシンプルを突き詰めた世界。
…私だって、あやかってみたい。
こんな思いをずっと抱えながら
私にとって高い高い敷居をフラッと跨いでゆく
おっさん達に羨望の眼差しを注いでいた。
(おおげさだなぁ)
まだなんのお店なのかはナイショのまま
?につづく…(*´-`){アイカワラズナガイ