第95貝
記念選抜高校野球大会が開幕
第１日
１回戦
第１試合
山梨学院 ３―１ 東北
山梨学院が開幕戦を制した。山梨学院は5
回裏、進藤と佐仲の連続適時打で2点を先
制する。1点差に迫られた7回には、佐仲の
犠飛で貴重な追加点を挙げた。投げては、
先発・林が9回1失点で完投。敗れた東北は
粘り強く守るも、打線が振るわなかった。
第２試合
北陸 １―４ 高知
高知は1点を先制された直後の2回裏、2死
一二塁から辻井の適時三塁打が飛び出し、
逆転に成功する。そのまま迎えた6回には
門野の適時打でリードを広げた。投げては
先発・辻井が8回途中1失点の力投。敗れた
北陸は、打線が再三の好機を生かしきれな
かった。
第３試合
沖縄尚学 ４―３ 大垣日大
沖縄尚学学2回戦進出を決めた。沖縄尚学
は両校無得点で迎えた3回裏、仲田の今大
会第1号となるグランドスラムが飛び出し
先制に成功する。投げては、先発・東恩納
が9回3失点の力投を見せた。敗れた大垣日
大は、中盤で1点差に迫るも、序盤に失点
が響いた。
第２日の見どころ
１回戦
第１試合
東邦(愛知)vs.鳥取城北(鳥取)
全国制覇を果たした2019年以来のセンバ
ツに臨む東邦。昨秋の公式戦では、リード
オフマンの中村が打率.421、3本塁打をマ
ークした。この一戦でも打線を勢いづける
働きを見せられるか。鳥取城北の投打の軸
は、エース・新庄と主砲・石黒。新庄は
140キロを超える直球と多彩な変化球を操り、石黒は昨秋の公式戦で2本塁打とパン
チ力が売りだ。甲子園でも互いに躍動し、
チームを勝利に導きたい。
２回戦
第２試合
大分商(大分)vs.作新学院(栃木)
大分商の注目はエース・児玉。昨秋の公式
戦では、8試合に登板して防御率0.96と抜
群の安定感を誇った。この一戦でも持ち前
の制球力を生かしチームを勝利に導きたい。
打力が売りの作新学院。昨秋の公式戦では
平均得点8.5点を挙げるなど、チーム打率
.369を記録した。甲子園でも快音を連発し
まずは初戦突破を果たしたいところだ。
２回戦
第３試合
英明(香川)vs.智弁和歌山(和歌山)
英明の注目はエース・下村。最速は120キ
ロ台ながら、サイドスローから繰り出され
る動く速球で打者を翻弄する。甲子園でも
持ち味を発揮し、チームに勝利を呼び込め
るか。破壊力抜群の攻撃力を擁する智弁和
歌山。中軸を担う中塚は、昨秋は公式戦6
試合で打率.526、4本塁打、12打点をマー
クした。この一戦でも自慢の打棒を発揮し
初戦突破に貢献したいところだ。
待ちナビ まさこ
待ちナビ まさこ
