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2023/05/16 07:31初夏の読書
おはようございます。
バッグが重たいなと思いながら、駅に向かっていました。
なるべく荷物は減らしているのですが、財布や化粧ポーチ以外に、パソコンと充電器、本、手帳と入るだけでずっしりと重たくなります。
仕上げに500mlのペットボトルを入れると、さらにズズっときます。
減らせるものはないかと、いつも悩みます。
本は、はずせません。
初夏の読書のような気分で、本屋で気になったものを買っては読んでいます。
カフカvsゲーテの本を読んだことがきっかけで、人間カフカにたいへん興味を持ちました。
そういう目で改めていくつかの代表作を読むと、物語の背後にカフカが見え隠れするようで二重の楽しみがありました。
そして、どんでん返しのミステリー小説にハマりました。
キャッチコピーがおもしろくて、短編集を買いましたが、少し物足りない思いを感じながらも、見事などんでん返しに「うまい!」の一言でした。
それから新刊の長編を読みましたが、最後まで目が離せない第四、第五のどんでん返しにはまいりました。「ここまでやる?」
少し無理があったようにも思いました。
今は、以前に買ったのですが、まだ読んでいなかった宮部みゆきのものを読んでいます。
筆致がとても落ち着ちいていて、登場人物が今何を思っているのかという心の動きがすうーっと伝わってくるようでした。
気持ちがわかるからこそ、つぎつぎとページをめくってしまいます。
どんでん返しとはまた別の意味で、ハラハラ、ドキドキ。
というような感じで、初夏の読書を楽しんでいます。