おはようございます。
最高気温が2日続けて39℃。
日があたるのを気にせずに、最短距離だといきがって歩いていたら、さすがに参りました。
やっぱり暑い時の屋外は、地下に潜るか、日陰でじっとしているのが一番だと思いました。

たまたまタイトルに惹かれて購入した「ヒポクラテスの悔恨」という本。とても面白くて、次へ次へと2日で読み終えてしまいました。
大学の法医学教室を舞台にしたものですが、テレビでヒットしたサスペンス「法医学教室の事件ファイル」や「科捜研の女」みたいでした。

一見、事件性無しと処理されてしまいそうな案件を、法医学で真実を解明するというお決まりのストーリーに、胸がスッとする思いになり、暑さも吹っ飛んでしまいそうでした。
この勧善懲悪の構成はわかっているのですが、執刀する教授から、どういうお裁きがくだされるのかまで読みたくなるというところが、面白さの仕掛けなのでしょう。

ヒポクラテスシリーズでは、他に3冊ありました。すぐにアマゾンで購入しました。
1冊は1日で読んでしまい、ただ今2冊目を読み始めたところです。
作者は法医学の知識はまったく無く、執筆のための取材もしないそうです。
イメージだけで、ここまで臨場感溢れる作品が書けるなんて、素晴らしいなと思いました。