手作りと言っても、買ってきた蒲焼きをご飯にのせてタレをかけただけです。
土用の丑の日の夕食はもうすでに外食と決まっていたのですが、デパ地下の魚屋さんから、
「今日は、いい蒲焼きがあるよ!」と声をかけられ、賞味期限が8月6日だったということもあって、つい買ってしまいました。
というような事情で、お昼のお弁当用に朝から作って持って行きました。
それは、魚屋のおじさんが「うまい!」と教えてくれた「じん田」の蒲焼でした。
じん田の蒲焼は、丑の日ではなくてもデパ地下の鮮魚コーナーでよく見かけます。
じん田の隣には、よく五郎藤というのも並んでいます。
「じん田」と「五郎藤」という名称、あまり気にもしませんでしたが、調べてみるとどちらも大阪にある鰻の専門店でした。
鰻そのものにこだわり、焼き方にもこだわり、タレにもこだわるこだわり尽くしの味はさすがに老舗ならではのものでした。
表面はカリッと中はふっくら。脂がほどよくのっていて口の中でトロける感じ。
焼きたてではなく温め直しでいただきましたが、そこのところを秘伝のタレがばっちりカバーしていました。タレも最高でした。
いつもお昼は軽く済ませるのですが、あまりにもタレが美味しかったのでご飯も完食してしまいました。
こだわり尽くしの美味しいものを食べて、何だかとても満ち足りた気分でした。
今日も、よい一日をお過ごしください。