店長コメント

恋愛結婚２０年を過ぎ、
子供たちもようやく手がかからなくなった。

お家ではとても良い旦那さん。
もちろんワタシは良いお嫁...お母さん。


お母さん？


サラリーマンの旦那様は非の打ち所がない、
とっても優しいマメな方。
誕生日や結婚記念日を忘れたことはない。

もちろん、贅沢をしなければ、それなりに。
旦那様の稼ぎにも文句のつけ様がない。

夫婦の絆を身体に求めてはいけないのでしょうか。
ワタシがスグに濡れるから、
スグに入れて勝手に果ててしまう。
ピロートークも無いままイビキをたてる...


ワタシが、いつもお母さんやってるから？


パッと見、不満を抱えている様子も見受けられないし、
涼しげな顔してそつなく日々を送っているが、
どうしても引っ掛かってしまう。


お母さん。


毎朝毎朝4時30分起床、
お子様に愛情を注ぎお弁当を作り続けて18年。

大きな瞳を潤ませ、パッチリとしたなクッキリ二重の瞳から
我慢していた泪が零れ落ちてしまいそうになるのを
グッと堪えて、窓の外の碧く高くなった空を少し見染めて、
『旦那のお母さんになったつもりはないんです。20年前から』
震える唇が、今まで強がって見せていた。
それでも雫をヒトスジ流してしまう。

長い黒髪から流れてくるアロマジカの香りに鼻孔をくすぐられ、
強く肩を引き寄せてしまうのです。

女の子コメント