久々のトー横事情。

警視庁がトー横キッズを22人補導したらしい。

最年少は12歳。

それぞれ保護者の元や児童相談所へ
連れていったとのことだけど、

そもそも何日も未成年の子供が
家からいなくなっても警察に連絡すらしない
家に帰らせて大丈夫なのだろうかと。

家庭環境に問題があるから、
トー横という場所にきてしまうのであるから、

柚には警視庁が

『一応補導してまっせ』

てのを世に知らせたかっただけに
思ってしまう。

もっともっと、その自宅に帰った子に対して
市区町村が家庭訪問に何度もいったり、
根本的解決をしないと、
またすぐにトー横に戻ってくるんでしょうね。

結局、トー横キッズたちの問題は、
単なる補導では解決しない。

まるで、氷山の一角を削り取るだけでは、
深い海の底にある真の問題を
見失ってしまうようなもの。

私たちが求めるべきは、
氷山全体を理解し、
根本的な環境を変えるための取り組みだと思う。

そうでなければ、彼らはまた
同じ場所に戻ってくる。

つまり、警察の補導は、
ただの一時的な救済策に過ぎず、

真の解決策は、私たちがどれだけ
その氷山を温め、
溶かすことができるかにかかっているのだ。

柚

先日とある小さな内科クリニックへ
行った時のこと。

そこは古くからあるクリニックで
当然紙カルテ、現金のみ。

どうしても元医療者だと
受付さんやナースの動きを
みてしまうのが性分でして。

受付さん2人、おばあちゃんナースが一人
なのですが、とても雰囲気よく
連携もものすごくとれてる。

しかも先生も良い人。

だいたいクリニックは先生がダメダメだと
他医療者が良い人。

先生が良い人だと他医療者はダメダメ。


だけどこの方程式を覆すクリニックでした。


少しおばあちゃんナースと
お話する時間があって、

｢ずっと現役でナースされてるんですか？｣

と聞いたら、子育てが終わって落ち着いてから復帰したらしい。

頭の回転もすごいし、人間性も素晴らしい、
そして70歳確実こえているだろうに
現役ナース。

カッコイイな…✨

待っている患者さん一人一人に声をかけたり、熱発してる患者さんを先に通して
別室で寝かせたり、完璧。

もちろんピカピカの新しいクリニックも
魅力的だけど、
忙しくても心に余裕があり、
古くてもちゃんと稼働してる

古き良きクリニックも素敵だなと思いました。

そのクリニックを後にしながら、
ふと考えました。

現代の医療はテクノロジーの進化で便利になったけれど、
やはり人の温かさや思いやりが
根底にあることが大切なんだと。

結局、医療の本質は「人対人」であり、
どんなに最新の機器やシステムがあっても、
心のこもったケアがなければ意味がない。

その時、思い出したのは、
昔の医療ドラマで見たセリフ。

「医者は患者を治すのではなく、患者が自分を治す手助けをする存在だ」と。

まさにその通りだなと感じた瞬間、

柚の心の中で一つの結論が浮かびました。

「古き良きクリニックは、
最新の医療技術よりも、
患者の心を治す技術を
持っているのかもしれない。」

柚ログ、星10でしたね☆