おはようございます。
台風は気になりますが、暑さが少しやわらいでいることにホッとしています。
強めの風も、ある意味では気持ちいい。

鹿児島銘菓「かるかん」をご存知でしょうか。
語感の軽やかさから、食べてみるまでは、ふんわりとした和菓子をイメージしていました。
ですが、実際に食べてみると、ふんわりどころか密度もそこそこあり、もちもちした食感とほんのり甘みがたまらなく美味しいものでした。

かるかん（軽羹）は、原材料に自然薯をふんだんに使った羊羹のような形をした和菓子です。
饅頭のような形のものもありますが、一般的には羊羹のように長四角です。
羊羹よりも軽いことから、かるかん（軽羹）という名前になったようです。

かるかんファンの私は、いつも丸いこし餡の入ったかるかんを買っていました。
ところが、たまたま立ち寄った全国銘菓店で、かるかんを見つけました。
「鹿児島銘菓 かるかん（餡なし）」と記載があり、形は四角でした。
この表記に意外な感じがしましたが、餡なしを一度食べてみるのもいいかと思いました。

餡なしがあまりにも美味しかったので、かるかんについて調べたところ、大きな勘違いをしていたことに気づきました。
今までかるかんだと食べていた餡入りの丸いものは、「かるかん饅頭」といって別物。
かるかんは、白い生地のみで四角いものが多いそうです。
どこかで、話のネタに使おうと思いました。